夜勤ってどんな感じ?初めての夜勤エピソード【これから介護職を始める人へ】
目次
- はじめに:夜勤ってこわい?
- 夜勤の基本的な流れ
- 初めての夜勤エピソード:まさかのトラブル発生!?
- 夜勤の「ここが大変」
- 夜勤の「ここがよかった」
- 夜勤を乗り切るための3つのコツ
- まとめ:夜勤は慣れれば怖くない
1. はじめに:夜勤ってこわい?
介護の仕事に興味はあるけど、「夜勤が不安で一歩が踏み出せない…」という方、多いですよね。
実際、私もそうでした。
昼と違って職員の数も少ないし、利用者さんに何かあったとき自分で対応できるのか――。
でも、最初の夜勤を経験した今だからこそ伝えたいことがあります。
「準備とサポートがあれば、夜勤も乗り越えられる」ということです。
また、夜勤はこわいものというイメージがありますが、それは「知らないから」こそ。実際には流れが決まっていて、慣れてしまえば昼間の勤務よりも落ち着いて業務にあたれる時間もあります。
この記事では、私の実体験を交えながら夜勤の流れや大変さ、そして魅力についてお伝えしていきます。
2. 夜勤の基本的な流れ
施設によって多少異なりますが、夜勤の大まかな流れはこんな感じです:
- 16:30〜17:00 出勤・引き継ぎ
- 17:00〜19:00 夕食の配膳・食事介助・服薬
- 19:00〜21:00 トイレ誘導・就寝介助
- 21:00〜5:00 巡視、ナースコール対応、記録
- 5:00〜6:00 起床介助、トイレ誘導
- 6:00〜7:30 朝食の準備・配膳・介助
- 7:30〜9:00 バイタル測定・記録・引き継ぎ
夜勤中は基本的に1人〜2人の体制。
その分、責任感も大きいですが、静かな時間が流れるのも夜勤ならではです。
日勤と比べて入浴やレクリエーションなどのイベントが少なく、業務がシンプルに感じることもありますが、その分「突発的なこと」に対応する柔軟さが求められます。
3. 初めての夜勤エピソード:まさかのトラブル発生!?
私の初めての夜勤。
「大丈夫、先輩も一緒だから」と言われてスタートしたものの、緊張でお腹が痛い…。
夕食介助はうまくいったけど、夜中の2時、突然ナースコールが鳴りました。
利用者さん「トイレ、行きたい…でも動けない…」
慌てて部屋に駆けつけ、何とかトイレ誘導。
でもその後、「ありがとう」と握られた手の温かさにジーン。
「この仕事、やってよかったな」と初めて思えた瞬間でした。
初めての夜勤は、失敗も多いものです。巡視のタイミングを逃したり、記録が遅れて焦ったり…。でも、失敗も経験の一部。後から振り返ると「あの時の失敗があったから成長できた」と思えるものです。
だから、怖がる必要はありません。むしろ「経験を積むチャンス」と捉えることで前向きに取り組めます。
4. 夜勤の「ここが大変」
- 眠気との戦い:深夜2〜4時は特にツラい時間帯。
- ナースコールが重なるとパニック:優先順位を判断する力が必要。
- 緊急時の対応:発熱や転倒など、夜間も油断できません。
最初は「全部自分で背負わないと!」と思いがちですが、
わからないことはすぐ先輩に確認する、これが鉄則です。
夜勤は孤独に見えても、実は裏で看護師や他のフロアのスタッフがサポートしてくれる体制があります。
不安を抱え込まず、声を出して助けを求めることが安全につながります。
5. 夜勤の「ここがよかった」
- 静かな時間が多く、利用者さんとじっくり向き合える
- 達成感が大きい:朝を迎えたときの感動は特別
- 手当がついて収入アップ:月に数回入るだけでも大きな差に
夜勤を経験すると、自分の成長を実感できます。
「大変だったけど乗り越えられた!」という気持ちは、何よりのモチベーションになります。
また、夜勤明けの朝日を見ると「今日も一晩やりきった」と達成感が湧きます。これは日勤では味わえない特別な瞬間です。
6. 夜勤を乗り切るための3つのコツ
- シフト前日はしっかり仮眠をとる
夜勤の日の昼間に2〜3時間の仮眠があると全然違います。体力を温存しておくことで、夜間の集中力も保てます。 - 夜間の巡視は「時間を決めて計画的に」
無理にずっと起きていようとせず、自分のペースをつかむことが大切。定期的に巡視を行うことで事故防止につながります。 - ひとりで抱え込まない
夜勤明けには、遠慮せずに先輩に相談しましょう。経験談が宝になりますし、自分のやり方を改善するきっかけになります。
夜勤は「準備」と「工夫」で乗り越えられます。経験を重ねるごとに、自分なりのリズムを見つけられるはずです。
7. まとめ:夜勤は慣れれば怖くない
初めての夜勤は、誰だって不安です。
でも、それを乗り越えた先には「自分にもできた!」という自信があります。
私もそうでした。今では夜勤も日常の一部。
これから介護職を始めるあなたも、きっと乗り越えられます。
ぜひ焦らず、少しずつ経験を積んでいってくださいね。
✅ 初めての夜勤は緊張するけど、サポート体制があれば大丈夫。
✅ 経験はあなたの大きな武器になります。
応援しています!




コメント