新人介護職が1年目で辞めないために必要なこと
はじめに
介護職として働き始めて、最初の1年。
この1年をどう乗り越えるかで、その後のキャリアや心の余裕が大きく変わってきます。
「毎日つらい」「辞めたい」「向いてないかも」と感じる新人さんは、本当にたくさんいます。
ですが、それは“あなただけ”ではありません。
この記事では、介護職1年目でつまずきやすいポイントと、実際に乗り越えた職員のリアルな視点から、
「辞めないために必要な考え方」や「人間関係・メンタルケアのコツ」をお伝えします。
1. 介護職1年目によくある悩み
介護の世界は、「覚えることが多い」「人間関係が複雑」「心も体も疲れやすい」と言われます。
まずは、誰もがぶつかる“新人あるある”を見てみましょう。
- 先輩に質問しづらくて、ミスを引きずる
- 仕事の流れが早くてついていけない
- 「ありがとう」がもらえず自信をなくす
- 夜勤で体調を崩す
- 周りの新人と比較して焦る
どれも珍しいことではありません。
特に最初の3ヶ月は“新人ハイ”と“現実とのギャップ”が交互に押し寄せてくる時期。
焦らず、まずは「仕事のリズムに慣れる」ことを目標にしましょう。
2. 1年目を乗り越えるための心がまえ
介護は「技術」よりも「継続」が重要な仕事です。
辞めたくなったときほど思い出してほしい、5つの心がまえを紹介します。
- 完璧を目指さなくていい
介護はチームで行う仕事です。ひとりで完璧を目指す必要はありません。
「昨日より笑顔が増えた」それだけでも立派な成長です。 - 「今聞く勇気」を持つ
わからないことを放置しない勇気が、信頼を生みます。
「今、確認してもいいですか?」という一言が、トラブルを防ぐ最強の一言です。 - 合わない人とは“業務だけ”で関わる
無理に仲良くする必要はありません。
感情より「仕事」として割り切ると、ストレスが減ります。 - 辞めたいと思ったら、感情を言葉にしてみる
「辞めたい」「つらい」と紙に書き出すと、頭の中が整理されます。
思考を“外に出す”だけで、意外と落ち着くものです。 - 小さな成長を見逃さない
利用者さんの「ありがとう」や「今日は助かった」があったなら、それは確かな進歩。
介護の成長は、静かに・じっくり積み重なっていくものです。
3. 職場での関係づくりのコツ
新人時代に最もストレスの原因となるのが「人間関係」です。
人との距離感を間違えないことが、1年目を乗り越える鍵になります。
- 無理に馴れ合わない
すべての人と仲良くなる必要はありません。
“一人でも話せる人”がいれば、それで十分です。 - 挨拶と感謝を徹底する
「ありがとうございます」「お疲れさまです」だけで印象が変わります。
シンプルですが、信頼を積み上げる一番の近道です。 - 聞くタイミングを見極める
バタバタしている時間は避け、休憩中や申し送り後など落ち着いたタイミングで質問しましょう。 - 自分を責めない
注意された=ダメではありません。
先輩の指摘は“改善のチャンス”です。 - 頼れる人を1人作る
「この人なら話せる」という人を見つけるだけで、心の支えができます。
4. 「もう無理かも…」と思ったときの対処法
心が折れそうになったら、まず「休む勇気」を持ってください。
休むことは、逃げではなく“整える行動”です。
- 1日でもいいから休む
無理に頑張ると、心も体も壊れます。
少しの休息が、結果的に長く続ける力になります。 - 感情を書き出す
「嫌だったこと」「悔しかったこと」をノートに書く。
書くだけでも、頭の中が整理されていきます。 - 話せる相手を見つける
家族や同僚、昔の友人でも構いません。
「話すこと」が、回復の第一歩になります。 - 転職を検討するのも選択肢
環境が合わない場合、無理に耐え続けるのは逆効果。
別の職場に変えることで、笑顔を取り戻す人も多くいます。
5. まとめ:あなたは、少しずつ確実に成長している
介護職1年目は、「覚える」「気を使う」「失敗する」の連続です。
でも、それを経験している時点で、あなたは確実に成長しています。
今日も出勤できた、笑顔で挨拶ができた、1つの介助がスムーズにできた。
そのすべてが“前進の証”です。
介護職は、長く続けるほど人の深い温かさを感じられる仕事。
焦らず、ゆっくり自分のペースで成長していきましょう。
あなたはもう、十分に頑張っています。
どうか、自分を責めないでくださいね。
この記事が少しでも参考になった方は、コメント欄で感想をお聞かせください。
これからも、介護職の心に寄り添う記事を発信していきます。


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