男性の育休って実際どうなの?取得した体験談
はじめに
「育休って女性が取るもの」というイメージ、まだ残っていませんか?
実際、私もそう思っていました。
でも、自分が当事者になってみて初めて分かったことがあります。
制度としては整っていても、現場では戸惑いもある――それが“男性の育休”のリアルです。
この記事では、介護職として働く男性である私が、実際に育休を取得するまでの経緯や、職場や家庭での体験談を正直に綴っていきます。
目次
- 男性が育休を取るのはアリ?ナシ?
- 育休取得を考え始めたきっかけ
- 職場への相談とリアクション
- 育休中のリアルな生活(育児・家事の分担)
- 育休を取ってよかったこと・大変だったこと
- 復帰後の職場の空気と変化
- 男性育休に対する周囲の本音
- 最後に:迷っている男性へ伝えたいこと
1. 男性が育休を取るのはアリ?ナシ?
少し前までは「男が育休なんて…」という空気が職場にありました。
実際、私自身も「どうせ無理」と思っていた一人です。
でも最近は、国や自治体も男性の育休取得を後押ししていて、制度上は“全く問題なし”。
それでも、職場の理解度や人手不足の現場状況がブレーキになることは、やはり多いのが現実です。
2. 育休取得を考え始めたきっかけ
我が家にとって、初めての子ども。
妻が出産後すぐに体調を崩し、「これは一人で子育ては無理だ」と実感しました。
夜中の授乳やおむつ替え、泣き止まない赤ちゃん…
何より「誰かと一緒に育てたい」という気持ちが、私の中でも強くなっていきました。
3. 職場への相談とリアクション
育休を取ることを、まずは上司に相談。
返ってきたのはこんな言葉でした。
「正直、前例はないけど…家庭の事情なら仕方ないな」
否定ではなかったものの、“前例がない”ことが一番のハードル。
でも、シフト調整をみんなで工夫してもらい、結果的に取得OKが出ました。
4. 育休中のリアルな生活(育児・家事の分担)
「育休=休み」じゃありません。
むしろ、仕事よりずっとハードでした(笑)。
一日中、赤ちゃんの世話と家事。
寝不足、泣き声、ミルク、洗濯…。
やってみて分かったのは、普段どれだけ妻が頑張っていたかということでした。
5. 育休を取ってよかったこと・大変だったこと
\育休中、「全部ひとりで抱えない工夫」してますか?/
→ 家事代行サービス「CaSy」なら、最短翌日予約もOK!
→ 24時間365日、スマホで相談できるオンラインカウンセリング
※どちらもセルフバックOK。自分を守るのも育児のひとつです。
【よかったこと】
- 子どもの成長を間近で見られた
- 家族の信頼関係が深まった
- 育児の大変さを肌で理解できた
【大変だったこと】
- 社会とのつながりが一時的に薄れる感じがあった
- 経済的な不安(給付金はあるが満額ではない)
- 「男が家にいること」への世間の目が少し気になった
6. 復帰後の職場の空気と変化
「おかえり」と言ってくれる人もいれば、
「抜けられて大変だったよ」と遠回しに言われることも。
でも、以前よりも自分の中で“人の支え合い”を意識するようになったのは大きな変化です。
他のスタッフの事情も、前より理解できるようになりました。
7. 男性育休に対する周囲の本音
正直、今でも「男が育休なんて…」と思っている人は少なくありません。
でも同時に、「本当は取りたい」と思っている男性も多いのが現実。
私の育休取得をきっかけに、職場の雰囲気も少しずつ変わり始めました。
小さな一歩ですが、それが次の誰かにつながればと思っています。
8. 最後に:迷っている男性へ伝えたいこと
もしあなたが育休を取りたいと思っているのなら、一度真剣に職場に相談してみてください。
制度はあなたの味方です。あとは、勇気を出すだけ。
「育児に関わる父親」は、間違いなくこれからのスタンダードです。
そして何より、子どもと過ごす時間は“今しかない宝物”です。
まとめ
男性が育休を取ることは、まだまだ「特別」扱いされがちです。
でも、実際に取得してみて分かったのは――
「これは全男性に経験してほしい」
という本音です。
私の体験が、誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
コメント