有料老人ホームと特養、どっちがいい?

● 施設の選び方・比較

有料老人ホームと特養、どっちがいい?
メリット・デメリット比較

こんにちは、介護主任のみしょです。
「そろそろ施設も考えたほうがいいのかな…」
そんなとき、多くのご家族が迷うのが 「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム(特養)」の違い。

どちらも高齢者の暮らしを支える施設ですが、実は仕組みも費用も全然違います。


目次

  1. そもそも「有料老人ホーム」と「特養」は何が違う?
  2. 費用面の比較
  3. メリット・デメリットまとめ
  4. どちらが向いている?ケース別の選び方
  5. まとめ:家族が納得できる選択を

1. そもそも「有料老人ホーム」と「特養」は何が違う?

特別養護老人ホーム(特養)は、介護保険を使った公的な施設で、原則「要介護3以上」の方が対象です。入所には自治体を通した申し込みと、待機が必要なことが多いです。

一方で有料老人ホームは、民間企業が運営する施設。要介護度に関係なく受け入れている場合もあり、すぐに入居できるケースが多いのが特徴です。


2. 費用面の比較

項目 特養 有料老人ホーム
入居一時金 不要 あり(0~数百万円)
月額費用 約5~15万円 約15~30万円以上
介護費用 介護保険の範囲内 施設ごとに異なる

特養は費用負担が少ない分、入居までのハードルが高く、有料はすぐに入居できる反面、金銭的な負担が大きくなります。


3. メリット・デメリットまとめ

特養のメリット

  • 費用が安い
  • 介護サービスが手厚い
  • 生活保護の方でも入居できる

特養のデメリット

  • 入居まで長期間待つことがある
  • 医療的な対応には限界がある

有料老人ホームのメリット

  • すぐに入居できる
  • 選べるサービスや設備が豊富
  • 看取り対応可能な施設も多い

有料老人ホームのデメリット

  • 費用が高い
  • 介護の質に差がある(施設による)

4. どちらが向いている?ケース別の選び方

▼特養が向いている方

  • 要介護3以上で、今後も長期的な支援が必要な方
  • 経済的に負担が厳しいご家庭
  • 入居まで待てる余裕がある方

▼有料老人ホームが向いている方

  • すぐに入居したい(在宅介護が限界)
  • 充実したサービスや設備を希望
  • 要介護1~2でも入所したい

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5. まとめ:家族が納得できる選択を

「どっちがいい」と一概に言えるものではなく、大切なのはご本人の状態ご家族の状況に合っているかどうか。

たとえば「特養の申し込みをしつつ、有料老人ホームに仮住まいする」という選択肢もあります。

費用・介護の質・タイミングを考慮して、後悔のない選択をしていきましょう。

現役介護主任として、これからも皆さんの判断材料になる情報をお届けしていきます。


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