介護施設ってどんな種類があるの?簡単に比較してみた

● 施設の選び方・比較

介護施設ってどんな種類があるの?簡単に比較してみた


はじめに

「親の介護が必要かも…でも、どんな施設を選べばいいの?」
そんな悩みを抱えるご家族は少なくありません。
介護施設にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や利用条件が異なります。
今回は、代表的な介護施設をわかりやすく比較しながらご紹介します。


目次

  1. 介護施設は大きく分けて2種類
  2. 特別養護老人ホーム(特養)
  3. 介護老人保健施設(老健)
  4. 介護医療院
  5. 有料老人ホーム
  6. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
  7. グループホーム
  8. それぞれの施設を比較してみた(一覧表)
  9. 選ぶときのポイント
  10. まとめ

1. 介護施設は大きく分けて2種類

介護施設は、大きく「公的施設」と「民間施設」に分けられます。

  • 公的施設:特養・老健・介護医療院など。費用は比較的安いが入所条件が厳しめ。
  • 民間施設:有料老人ホームやサ高住など。自由度が高く、設備も充実しているが費用は高め。

2. 特別養護老人ホーム(特養)

  • 特徴:常に介護が必要な高齢者の終の住まい。
  • 対象者:原則「要介護3以上」。
  • 費用:月額8〜15万円程度(所得により異なる)。
  • ポイント:待機者多数。地域によっては数百人待ちも。

3. 介護老人保健施設(老健)

  • 特徴:病院から在宅に戻るまでの「中間施設」。
  • 対象者:リハビリが必要な要介護者。
  • 費用:月額8〜13万円程度。
  • ポイント:原則3〜6か月の「一時的な入所」が前提。

4. 介護医療院

  • 特徴:医療と介護の両方が必要な方の長期療養施設。
  • 対象者:慢性期の重度要介護者。
  • 費用:月額10〜16万円程度。
  • ポイント:医師・看護師が常駐しており、医療体制が充実。

5. 有料老人ホーム

  • 特徴:生活支援や介護、医療などを提供する民間施設。
  • タイプ:介護付き・住宅型・健康型の3種類。
  • 費用:月額15〜30万円+入居一時金(0〜数千万円)。
  • ポイント:自由度・設備の充実度が高いが、費用負担が大きめ。

6. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

  • 特徴:高齢者向けの賃貸住宅。安否確認と生活相談が基本サービス。
  • 対象者:比較的元気な高齢者(要支援〜要介護)。
  • 費用:月額10〜20万円程度。
  • ポイント:介護サービスは必要に応じて別契約。

7. グループホーム

  • 特徴:認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設。
  • 対象者:要支援2以上+認知症の診断が必要。
  • 費用:月額12〜18万円程度。
  • ポイント:家庭的な環境での認知症ケア。

8. それぞれの施設を比較してみた(一覧表)

施設名 対象 費用(月額) 特徴 医療体制
特養 要介護3以上 約8〜15万円 終の住まい。費用安いが入所困難
老健 要介護1以上 約8〜13万円 リハビリ中心。短期入所
介護医療院 要介護1以上 約10〜16万円 医療+介護の長期療養施設
有料老人ホーム 要介護度により異なる 約15〜30万円+入居金 民間運営。自由度・設備◎ △〜○
サ高住 自立〜要介護 約10〜20万円 賃貸住宅型。介護は外部サービス
グループホーム 認知症+要支援2以上 約12〜18万円 少人数制。家庭的な認知症ケア

9. 選ぶときのポイント

  • 入居条件を確認:要介護度や認知症の有無で選べる施設が異なります。
  • 費用の目安を把握:毎月の支払い能力とのバランスを考えましょう。
  • 施設の見学を:雰囲気・スタッフ対応・清潔感は実際に見ないとわかりません。
  • 緊急時の対応:医療連携や夜間体制の有無も要チェックです。

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10. まとめ

介護施設は種類が多くて最初は戸惑うかもしれません。
でも「何を重視したいか(費用・医療・ケア体制など)」を考えると、自分や家族に合った選択が見えてきます。
まずは気になる施設をいくつかピックアップして、資料請求や見学から始めてみましょう。

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