介護士あるある!怒涛の現場エピソード集【えっ今それ!?編】

● 介護職のリアル・転職事情

介護士あるある!怒涛の現場エピソード集【えっ今それ!?編】

はじめに

介護の現場は、毎日が予測不能。
「今日は平和かな?」と思った矢先に、何かが起こるのが日常です。
準備万端で臨んでも、その通りに進むことはほとんどありません。

今回は、現役介護士として働く私が体験した“怒涛の現場あるある”をエピソード形式でお届けします。
笑いながら読んでいただけたら、現場のリアルさも少し伝わるはずです!


エピソード①:朝イチで三方向からナースコール!

「おはようございま〜す」なんて挨拶した直後、ナースコールがピンポン、ピンポン、ピンポン!

  • 「トイレに行きたい」
  • 「コップ割れた」
  • 「テレビが映らん!」

え、ちょっと待って?朝礼まだだよ!?
スタッフが駆け出す前に、すでに戦闘開始。
一人がトイレ誘導、一人は掃除と片付け、一人はテレビ配線を直しに走る。
まだ体も頭も起ききっていない時間なのに、アドレナリン全開です。

「今日は平和そうだな」と思った瞬間ほど、なぜかバタバタする。これぞ介護現場の不思議です。


エピソード②:入浴中にインカムが騒がしい

「はい、肩流しますね〜」なんて言いながら、ゆっくりお風呂対応していたその時…

インカムから焦った声が!

  • 「〇〇さん、ベッドから立ち上がろうとしてます!応援お願いします!」
  • 「あ、□□さんがトイレ間に合わず…!」

お風呂場とフロア、同時進行の地獄絵図。
「今出られません!」「あと2分で!」なんてやり取りが飛び交いながら、気持ちは常にフロアと風呂場を行ったり来たり。

お湯がかかったのか汗かいたのか、もうわからん。
シャンプーしてるはずなのに、自分の頭も泡だらけになっている…なんてこともあります。


エピソード③:ご飯直前に「うんち出た〜!」

やっと食事配膳が終わったタイミングで聞こえる、あの一言。

「なんか出ちゃったみたい…ごめんねぇ」

えっ、今!?
トイレ誘導済みだったけど、間に合わなかったパターン。
慌てて着替えや清拭をしながら、他の利用者さんは目の前のご飯に「まだ?」「冷めちゃうよ」とそわそわ。

一人対応してる間に、別の席では

  • 「お茶おかわり〜」
  • 「箸が落ちた〜」

あちこちから飛んでくるリクエストに、介護士フロア内ダッシュ。
“食事介助”というより“食事戦場”に近い瞬間です。


エピソード④:夜勤の静寂を破る“コール地獄”

やっと落ち着いた…と思った夜勤の2時半。
フロアは静まり返り、記録もほぼ終了。

そのとき――

「ピンポン」「ピンポン」「ピンポン」

まさかの、コール3連発。しかも全員別方向。
トイレ誘導、寝返り、そして「喉乾いた」。
それぞれ急ぎ度が違うので、頭の中はフル回転です。

ひとり対応して戻ったら、別の人が起きていて「今トイレいい?」
その横で「お水がぬるい〜」という声…。
眠気との戦いどころか、むしろ全力疾走の時間帯。


エピソード⑤:記録中に“呼ばれる率”100%

介護職あるあるの中でも鉄板なのがこれ。
「さて、記録書こうかな」とPCや紙に向かうと――

  • 「すみませ〜ん!」
  • 「トイレ行きたい」
  • 「眠れんのですけど…」

なぜか不思議と記録を書き始めるタイミングで、呼ばれる率100%。
「この瞬間、誰かに見られてるのかな?」とすら思えてきます。

結局、記録は小刻みに中断されて、完成するのは勤務終了ギリギリ。
「あと10分で勤務交代なのに!」と焦るのも、よくある光景です。


エピソード⑥:家族対応で予定が総崩れ

ご利用者さんのご家族が来訪するとき、必ずしもタイミングがいいとは限りません。

食事介助の真っ最中に「ちょっと相談が…」と声をかけられたり、入浴誘導の直前に「最近どうですか?」と聞かれることも。

もちろんご家族の気持ちも大切。
でも現場は「今、〇〇さんのオムツ替え中なんですけど〜!」と心で叫びつつ、笑顔で対応。

結果、予定が総崩れになり、休憩時間も後ろ倒しに…。
それでも「安心しました、ありがとう」と言われると、「よし、頑張ろう」と思えるんですよね。


エピソード⑦:突然の“リハパン切れ”事件

「あれ?リハパンあと1枚!?」という絶望の瞬間。
補充を頼んでいたはずなのに、棚が空っぽ。
夜勤中ならなおさら冷や汗が出ます。

仕方なく他の居室から借りたり、サイズ違いを工夫して使ったり…。
こうしたトラブル対応力も、介護職のスキルのひとつです。

翌朝の申し送りで「昨夜パンツがなくて…」と報告すると、「あ〜またか!」と職員全員が苦笑い。
物品管理の大切さを痛感する出来事です。


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まとめ

介護の現場は、時に予想を超えてきます。
「なんで今!?」という出来事の連続で、計画通りにいくことのほうが少ないかもしれません。
けれど、その一つひとつが現場の“あるある”であり、仲間と共有できる笑い話にもなります。

怒涛の一日が終わったあと、
同僚と「今日ヤバかったね〜!」と笑い合える瞬間。
その笑いが、次の日へのエネルギーにつながっているのです。

介護職は大変だけれど、同時にやりがいや温かさにあふれた仕事。
共に戦う仲間がいるからこそ、乗り越えられる毎日です。

介護現場で日々奮闘する皆さん――
今日も本当におつかれさまです!

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