「ここにお願いしてよかった」と思えるために。家族が知っておくべき選び方のコツ
目次
- はじめに
- 視点1:本人が「楽しめそうか」を最優先に
- 視点2:スタッフの雰囲気と対応力を見る
- 視点3:送迎の範囲と安全性
- 視点4:医療との連携体制があるか
- 視点5:ケアマネジャーとの連携がスムーズか
- まとめ
はじめに
「親に合ったデイサービスを探したい」
「でも、どこも似たように見えて決められない…」
そんな悩みを抱えている方へ。
デイサービスは、通いながら受けられる介護サービスであり、本人の心身のリズムを保ち、家族の負担を減らすためにもとても重要な存在です。
今回は、「あとで後悔しない」ための5つのチェックポイントをご紹介します。
視点1:本人が「楽しめそうか」を最優先に
一番大切なのは、本人がその場所で前向きに過ごせるかどうかです。
いくら施設が立派でも、本人が「つまらない」と感じてしまえば意味がありません。
- 見学や体験利用を通じて、本人の表情をチェック
- 趣味活動やレクリエーションの内容が合っているか
- 同年代の利用者がいるかどうか
「通わせる」ではなく「通いたくなる」場所を選びましょう。
視点2:スタッフの雰囲気と対応力を見る
設備よりも重要なのが人の力。
スタッフの関わり方で、安心感も居心地も大きく変わります。
- 笑顔で接しているか?
- 名前で呼び、丁寧な対応をしているか?
- 質問に対してきちんと説明してくれるか?
見学時には、施設全体の“空気感”にも注目してみてください。
視点3:送迎の範囲と安全性
送迎サービスがあることは便利ですが、意外と見落としがちなのが送迎ルートと時間帯。
長時間の送迎は本人にとって負担になることもあります。
- 家からの距離
- 同乗者の人数や移動時間
- 運転者が丁寧な対応をしているか
「近ければいい」ではなく、「移動が苦痛にならないか」を確認しましょう。
視点4:医療との連携体制があるか
持病がある方や体調が不安定な方にとっては、医療との連携体制も大事です。
- 看護師が常駐しているか?
- 緊急時の対応方法は?
- 病院との情報共有はスムーズか?
安心して預けるために、医療面のサポート体制も確認しておくと安心です。
視点5:ケアマネジャーとの連携がスムーズか
ケアマネジャーは、利用者と事業所をつなぐ重要な存在です。
そのため、ケアマネとのやり取りが円滑にできるデイサービスは、信頼できる証拠でもあります。
- 報告や相談がこまめにされているか
- プランの変更などにも柔軟に対応してくれるか
「うちのケアマネさんがすすめてくれたから安心」という声も、実際によくあります。
まとめ
デイサービス選びで失敗しないためには、
本人の気持ち・スタッフの質・移動の負担・医療連携・ケアマネとの関係
――この5つの視点がとても大切です。
パンフレットや口コミだけで判断せず、実際に足を運び、本人と一緒に感じてみることが何よりの近道です。
「安心して通えている」
「親が笑顔で帰ってくる」
そんなデイサービスに出会えるよう、この記事が少しでもお役に立てばうれしいです。
コメント