【新人介護職で“浮いてるかも…”と感じたあなたへ】現場でぶつかる壁と乗り越え方
こんにちは、現役の介護主任をしているみしょです。
この記事では、新人職員が介護の現場で感じやすい「なんか浮いてる気がする…」という孤独感や不安について、私自身の経験や現場で見てきたことを交えてお話しします。
介護の仕事にやりがいを感じたいのに、「なんだか居場所がない」「職場の人とうまく話せない」と感じるのは、あなただけではありません。
なぜ新人は“浮いたような気持ち”になるのか?
新人職員さんからよく聞く悩みのひとつが、「自分だけ輪に入れてない気がする…」という声です。
その理由の多くは、次の3つに集約されます。
- 先輩たちの連携が強く、入り込めない
長く働いている人たち同士は、言葉にしなくても通じる関係ができあがっているため、新人から見ると“閉鎖的な空気”に見えることもあります。 - 仕事に余裕がなくて雑談すら難しい
介護現場は常にバタバタ。業務に追われる中で、ゆっくり話しかける余裕がないこともしばしば。「馴染めない」のではなく、「馴染ませられない空気」があるのです。 - 自分に自信がないと、ネガティブに受け止めがち
「先輩に怒られた」「話しかけても返事がそっけない」――実は相手に悪気がないことも多いのですが、自信のなさが過剰にネガティブな捉え方を引き寄せてしまいます。
【体験談】私も「職場に居場所がない」と感じていました
実は私も、最初の職場では完全に“浮いていた側”でした。
新人の頃、先輩に話しかけても、忙しそうに「ああ、はい」とだけ返されて終わる日々。
ミスも多く、指導されるたびに「やっぱり私はダメなんだ」と思い込んでしまっていました。
でも今振り返ると、それは「仕事に慣れていない新人あるある」で、決して私の人間性が否定されていたわけではなかったんです。
そこに気づくまで半年ほどかかりました。
どう乗り越えたか?現場から学んだ“3つのコツ”
- まずは「仕事」をしっかり覚える
実は一番の近道は、“できることを確実に増やす”ことです。
介助の流れや入居者の好み、記録の書き方など、自分なりにノートにまとめて覚える努力を続けると、自然と頼られる機会が増えてきます。 - あいさつ・笑顔・リアクションを忘れない
「おはようございます!」「ありがとうございます!」の声が大きく元気なだけで、周囲の印象が変わります。
無理に話しかけなくても、感じよくしているだけで場に馴染んでいくことができます。 - “1人でも話しやすい人”を見つける
全員と仲良くなる必要はありません。
1人でも「この人なら話せる」という先輩がいれば、その人を通じて少しずつ職場に慣れていけます。私も、ひとりの先輩のおかげで乗り越えられました。
【後輩へ伝えたいこと】最初から“合わない職場”もある
ひとつだけ正直に言うと、「どう努力しても合わない職場」もあります。
無理に合わせて心をすり減らすより、違う職場で輝けることもある。
これは、主任として何人もの職員を見送ってきた私の率直な意見です。
転職=逃げではありません。
自分に合った場所で働くことが、長く続けられる介護の秘訣です。
\ 無理せず、あなたに合った職場を探してみませんか? /
「職場に馴染めない…」「もう少し話しやすい人がいる職場がいい」
そんな気持ちを我慢せずに、一度プロに相談してみるのもひとつの選択です。
登録・相談は無料。まずは話を聞いてみるだけでもOKです。
最後に:あなたは“浮いてる”のではなく“慣れていないだけ”
最初のうちは、誰でも不安になります。
「浮いてる」「向いてない」――そんな言葉で自分を追い込まずに、まずは3ヶ月、焦らず丁寧に仕事を積み上げてみてください。
そして、どうしても苦しいときは、信頼できる誰か(先輩でも、家族でも、ネットでも)に相談してくださいね。
必ずいい意見も解決策もみつかりますよ。
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