有料老人ホームと特養、どっちに転職すべき?
職員目線でリアル比較!

● 介護職のリアル・転職事情

有料老人ホームと特養、どっちに転職すべき?
職員目線でリアル比較!

こんにちは、介護主任のみしょです。
転職先を探している介護職の方からよくある質問が、
「特養と有料老人ホームって、働きやすさや人間関係は違うの?」というもの。

実際に両方で働いた経験のある職員や、現場を長年見てきた立場から、職員目線でのリアルな違いをまとめました。





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目次

  1. 仕事内容の違い
  2. 人間関係と職場の雰囲気
  3. 給料・待遇の違い
  4. キャリアアップ・学びの環境
  5. 向いている人の特徴
  6. まとめ:自分の価値観に合う職場を選ぼう

1. 仕事内容の違い

特養(特別養護老人ホーム)は、要介護3以上の方がメインなので、重度介護・医療的ケアが中心。

  • 食事介助、入浴、排泄などの身体介護がメイン
  • 医療依存度が高く、看取りも多い
  • 夜勤中の対応が濃い

有料老人ホームは、入居者の要介護度に幅があり、生活支援寄りの施設も多いです。

  • レクリエーション、話し相手、生活援助が中心の施設も
  • 身体介護が少ない場合もあるが、業務内容の幅は広め

2. 人間関係と職場の雰囲気

特養は公的な施設が多く、ベテラン職員が多めで安定志向の傾向があります。

  • 年齢層が高く、良くも悪くも“昭和っぽさ”あり
  • 上下関係がしっかりしている施設も多い
  • 職場の雰囲気は「ザ・現場」感

有料老人ホームは、新しい法人・若手が多い印象。

  • 人間関係はフラットだが、人の出入りも多い
  • 施設ごとのカラーが強く、雰囲気はバラバラ
  • 民間ゆえに利益重視なプレッシャーもある

3. 給料・待遇の違い

項目 特養 有料老人ホーム
基本給 安定・昇給あり 法人によりバラつき
処遇改善加算 しっかりつく施設が多い 施設により差がある
夜勤手当 平均的(5,000〜8,000円) 高いところもある
福利厚生 公務員に準ずる法人も 民間色が強い

有料の方が給与が高い施設もありますが、業務量に見合っているかの見極めが重要です。


4. キャリアアップ・学びの環境

特養は、研修制度や実習生受け入れもあり、育成・評価体制が整っていることが多いです。

有料老人ホームは、施設によってはマニュアルや研修が薄く、即戦力が求められるケースもあります。


5. 向いている人の特徴

特養が向いている人

  • じっくり介護を学びたい
  • 医療的ケアやターミナルケアにも関わりたい
  • 安定した環境で長く働きたい

有料老人ホームが向いている人

  • 幅広いケアを経験したい
  • 職場の雰囲気や人間関係を重視したい
  • サービス業的な接遇や応対が得意

6. まとめ:自分の価値観に合う職場を選ぼう

「どちらが正解」というよりも、自分が何を大事に働きたいかで選ぶのがベスト。

給与や待遇だけでなく、人間関係・雰囲気・キャリアビジョンを含めて、納得いく転職先を見つけてください。

迷ったときは、実際に施設見学に行って、空気を感じるのが一番ですよ。





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